翻訳と辞書
Words near each other
・ 無動寺 (神戸市)
・ 無動寺 (豊後高田市)
・ 無動寺城
・ 無動寺村
・ 無動山永福寺
・ 無動性、静止
・ 無動無言(症)
・ 無動無言症
・ 無動発作
・ 無勝負
無勝負 (相撲)
・ 無勢
・ 無包類
・ 無化調
・ 無医村
・ 無千年王国説
・ 無印
・ 無印ガソリン
・ 無印スタンド
・ 無印品


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

無勝負 (相撲) : ウィキペディア日本語版
無勝負 (相撲)[むしょうぶ]
無勝負(むしょうぶ)は、相撲で廃止された制度の一つで、文字通り「勝負無し」とする裁定。記録上は引き分けの一種の様に扱われる。
現在は、どんなにもつれた勝負でも、行司は必ずどちらかに軍配をあげなければならないことになっているが、江戸時代には、勝負の判定がつけられそうもない微妙な取組の場合、行司が「ただいまの勝負、無勝負」と宣言して軍配を真上にあげて、そのあと袴の中にいれてしまうことで、勝敗の裁定をなしにすることができた。この場合は、星取表に「ム」とカタカナで記入することとなっていた。その点で、物言いがついたあとに勝敗を決めない『預り』(星取表にはカタカナで「ア」)や、水が入って動かない『引分』(星取表には「×」)、一方が負傷して勝負続行が不可能な場合の『痛み分け』(星取表には「△」)とは異なる。
この制度は江戸相撲では江戸末期に廃止されたらしく、元治2年(1865年)2月場所での記録を最後に登場しない。明治期にはすでに行司は必ずどちらかに軍配をあげなければならないように定められた。一方で大坂相撲では明治時代にはまだ存続しており、当時の成績表にも記録が残る。大坂で廃止されたのは大正初期であった。
==関連項目==

*相撲用語一覧
*預り (相撲)
*引分 (相撲)
*痛み分け


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「無勝負 (相撲)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.